job tag(新しいタブで開く)(厚生労働省の職業情報提供サイト)の職業アクセスランキング(2026年10月時点)。数字は公開中の求人数です。
職業の小分類(研究・技術 › 開発技術者)
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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「自動車開発技術者」にあたる3つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
自動車製造に関する企画、設計・開発、実験、生産ラインにおける工程の管理と生産従事者への技術的な指導・監督を行う。
新車を開発するケースでは、デザイン設計から試作車の作成まで仕事が多岐にわたるので、開発プロジェクト担当の責任者が、デザイナーと打ち合わせ、協力してデザイン・スタイルを決定し、全体の設計をしていく。全体の設計案が固まれば、各部品の設計図面を作成し、シミュレーションを行うなど各部分をチェックする。
開発チーム内では、量産化に備え様々な工夫や製造手法を検討し、結果を反映した図面を作成する。その後、試作車を製造し品質、性能のチェックを念入りに行う。細部の調整・修正が終われば、新車の量産体制に入る。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒で入職する場合、機械、電気・電子、化学、物理、数学、情報工学を専攻している場合が多い。中途採用は、自動車関連産業もしくは同業の自動車メーカーからの転職者が多い。
入職後は自動車メーカーの研究開発部門に配属され、プロジェクトチーム内で担当分野ごとに企画、開発と実験を重ねていく。工場への配属を経て大規模な生産ラインを担当し生産拠点の責任者となる場合もある。
勤務先は自動車メーカーであり、就業する地域は自動車メーカーが集中する関東、中部、中国地域に多い。
就業者は30代から50代が中心であるが、年齢層は幅広い。雇用形態はほとんどが正社員で、賃金は月給制が基本である。業務の進捗に遅れが生じたり、リコールなどが発生すると、問題が解決するまでは残業が多くなることもある。休日は、原則週休2日制が採られている。自動車メーカーのグローバル化により海外勤務というケースもある。
一般公道を走る自動車の自動運転に関する設計、開発、評価等を行う。自動運転車を開発する場合、最初の設計から最後のテスト走行まで仕事は多岐にわたる。自動車開発全体のプロジェクト責任者のもと、自動運転開発エンジニアは自動運転に関する設計、開発、評価等を担当する。
自動車産業は完成車メーカーと直接取引する1次サプライヤー(ティア1サプライヤー:tier 1 supplier)、その下のサプライヤー(tier 2 supplier)、またその下のサプライヤー、等々とピラミッド構造になっているが、自動運転開発エンジニアは完成車メーカーとティア1サプライヤーで自動運転の開発を行っている。
自動運転では周辺の状況を「認知」し、それに基づきどのような運転をするか「判断」し、実際に車を「操作」するという流れになるが、この中で、「認知」ではGPS、カメラ、ライダー(Lidar)等からの情報で周囲の状況や車の位置を認識し、「判断」では車の加速、減速、方向調整を決め、「操作」では実際に車の加速、減速、方向調整を行う。例えば、高速道路の走行において、カメラで車線を認識し(「認知」)、中央を走行するよう(「判断」)、方向調整を行う(「操作」)。車線は光の当たり方、車からみた角度等々、カメラでとらえた映像は実際には非常に様々となる。そのためAI(人工知能)の深層学習(deep learning)の技術を使い、様々な映像から正しく車線が認識できるよう学習させる。このように自動運転開発エンジニアは「認知」、「判断」、「操作」に関する開発を行うが、AI技術が大きな役割を果たしている。
入職にあたって特に学歴や資格は必要とされないが、新卒で入職する場合、工学、理学等を専攻していた大学院修士課程修了者が多い。中途採用の場合は自社にない技術を持っている家電メーカーや通信会社からが多く、同業の自動車メーカー、ティア1サプライヤーからの転職者も居る。
新卒の場合、完成車メーカー、ティア1サプライヤーの開発エンジニアとして採用され、数ヶ月から半年程度の研修があり、同期入社のエンジニアの中から自動運転の開発部門に配属される。中途採用の場合は即戦力が求められる。経験を重ねより大きな開発が任されるようになり、一つの開発プロジェクトを任されるようになる。
勤務先は自動車完成車メーカーかティア1サプライヤーであり、就業する地域は自動車メーカーが集中する関東、中部に多い。開発拠点が複数ある場合は転勤もある。スタートアップ企業が自動運転の社会実証実験を行っている場合もある。
就業者数はどこまでを自動運転開発エンジニアとするかにもより、就業者人数の統計調査等もないが、大きな完成車メーカーでは1社で数千名規模のエンジニアがおり、ティア1サプライヤーにもそれぞれ数百名規模のエンジニアが居る。現状では男性の割合が多い。
市場の様々なニーズに応え、最新の技術を駆使して、機械製品を開発・設計する。
設計の対象となる機械には、車から産業用機械まで多岐にわたる。製造業には機械製品の部品を作る企業もあれば、消費者向けの製品を作る企業もある。
仕事は、まず顧客の要望を確認し、社内、関係会社との共有、すり合わせを行う。類似品の調査なども平行して行い、コンセプトの設定、使用可能な技術、資材、部品を考え、製図ソフトや解析ツールを用いてシミュレーションを繰り返しながら基本的な仕様を考案する。シミュレーションではコストや安全性、環境への配慮を総合的に勘案し、実現可能性を検討しなければならない。多くの場合、試作品を制作して検証する。仕様が固まると量産化を前提とした設計図を引き、設計図自体が実現可能かどうか、ミスがないかのチェックも重要な業務である。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒採用の場合は材料力学、機械力学、流体力学、熱力学の4力学に加えてメカトロニクス、制御工学など広範な知識が求められるため高専卒、大学、大学院卒などがほとんどである。
入職後は、勤続年数やスキルに応じた教育研修が行われることも多い。設計する機械に応じた研修を行う企業もある。
勤務先は機械設計メーカー、機械設計専門会社である。製造業が集積している地域で就業することが多い。
就業者は、男性が多数を占めている。就業者は正社員が多い。また、就業者の中核となっているのは30代~50代の世代で、およそ7割がこの年代で占められている。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成