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ペットショップで、ペットそのもの(生体と呼ぶ)やペットを育てるために必要なペットフード、様々な用具・用品を販売するほか、ペットに関する相談にのったりアドバイスを行う。
飼育ケースの清掃や食事作り、給餌など「生体管理」と呼ばれるペットの世話のほか、専門的知識に基づいて顧客の相談や質問に応じたり、商品の販売を行う。
顧客のペットの特徴を理解し、現在の年齢、体重、健康状態、飼育方法も確認したうえで、顧客の要望に合った商品を説明したり、飼育方法をアドバイスしたりする。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、動物専門学校のトリマーコース、動物看護コース、アニマルケアコース等を卒業するなどして、「愛玩動物飼養管理士」、「トリマー」、「愛玩動物看護師」資格など、関連の知識や技術を習得していると就職に有利となる。
入職後も、販売員として一人前になるには相当の期間が必要である。特にペットの健康を維持する生体管理の仕事は難しく、一通りできるようになるのに1年程度、責任者となるためには3年程度の実務経験が必要である。
従来は家族経営的なペットショップがほとんどであったが、全国規模で展開するチェーン店や大規模な店が主流になりつつある。大型店では品揃えやサービスが拡大し、トリミングやペットホテル、動物病院を併設した総合ペット専門店もある。一方、トリミングやペットホテルに特化した店舗もある。
賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定によるが、ペットショップは土日祝日が営業日になることが多く、閉店時間は20時頃であるケースが多い。ただし、営業時間にかかわりなく動物の世話等はある。そのため、勤務時間は早番、遅番などシフト制やローテーション制をとっており、休日も交替制を採り入れている店が多い。立ち作業が中心で、ダンボール箱などを運ぶ作業もある。
フラワーショップで、顧客の要望に応えながら生花を販売する。
この職業に就くと、まず花や鉢の正しい扱い方を先輩に教わる。花について勉強しながら店の清掃や配達の仕事を覚えていき、少しずつ接客や販売の仕事も任されるようになる。一人前になるためには、販売だけでなく仕入れもできなければならない。
仕事は、花を仕入れることから始まる。卸売市場に出向き、花や鉢を自分の目で見てよいものを少しでも安く買うことが大切である。このために、出荷情報や業界の動向に気を配るとともに、自分の店の状況を考え、上手な仕入れをすることが重要となる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、花や鉢の種類が多いため、基礎的な植物学の知識をベースに手入れや処理の方法を覚える必要がある。
入職経路については、新規開業の店や大型店では、ハローワーク、求人広告や学校の紹介が重視され、求人専門誌をはじめ、フラワーアレンジメントの関係誌、業界新聞なども利用される。
基本的にフラワーショップに勤務する。フラワーショップは、家族従業員を中心とした小規模店が多いが、大型の販売店もあり、仲間同士で店を開くケースもある。
休日については、原則としてフラワーショップの定休日に準ずるが、日曜が定休日であっても母の日にはほとんどのフラワーショップが営業するなど、季節や曜日・時間で繁閑の差がある。
書店で新刊書籍や雑誌のレイアウトや販売、取次との連絡業務を行う。
仕事は毎朝の荷受けから始まる。取次店(本の問屋)から配送された商品をチェックし、荷を解いて書棚に陳列し、棚の整理をして開店を待つ。開店後は、来店客の応対や販売、注文本の手配をし、閉店時に売上げを集計する。
仕入れ計画の立案、売れ残った雑誌や書籍の返品作業も大切な仕事である。書籍・雑誌には全て返品期限が決められており、期限を過ぎて返品不能になるとその商品代金を支払わなければならないため、常に返品期日に留意する必要がある。返品するときは、書籍・雑誌別に包装し、包装紙の上に日付、返品先、冊数を表記する。
入職にあたって、特に学歴や資格は問われないが、大手書店では大卒者を積極的に採用している場合もある。
大手書店では、支店長や幹部に昇進するケースもある。中小書店の場合は、のれん分けの形で独立することもできる。
書店は全国の、駅前、商店街や住宅地、学校、官公庁、デパート、スーパーなど、人の流れが多いところにある。しかし最近では、インターネット通販の影響などもあって、商店街の中小書店が減っており、一方、大規模書店、郊外型書店、喫茶店などを併設するブックカフェ、本以外の関連文化商品も取り扱う書店など、書店の形態も多様化している。
就業者は正規の従業員のほかにパート、アルバイトも多く働いている。
メガネ店で来店客の視力を測定し、顧客に合った商品の選定・加工を行う。
販売担当は顧客の好みや雰囲気に合わせてフレームの形やデザイン、色などのアドバイスをして、商品を勧める。ブランド品をはじめ、どのような商品を仕入れるかを考えるのも、販売担当者の仕事である。
希望のフレームやレンズの材質が決まると、測定担当は通常の視力測定やオートレフラクトメーター等を使用した測定で視力を測定して、近視や遠視、乱視などの度数を測り、最も具合よく見えるレンズを選ぶ。また、メガネの使用目的に合った光学中心位置を定める。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、メガネ関係の専門学校を卒業すると有利である。メガネ販売店からの求人が、眼鏡専門学校にくることも多い。
関連する資格として、「眼鏡作製技能士」がある。視力測定や、レンズ・フレームの選定、フィッティングの調整、レンズのレイアウトなど、一定以上の知識・技術があることを証明する資格である。
メガネ店に正社員として勤務するのが一般的である。若年者から中高年齢者まで幅広い年齢層の人々が働いている。
従来は男性が多い職業であったが、最近ではサービスやファッション面を考えたきめ細やかな感性が求められており、カラーアナリストなど資格を生かし、女性も活躍している。
スポーツ店において、競技や趣味としてスポーツを楽しむ人たちのために、様々なスポーツ用品を販売する。
スポーツ店には、スポーツ全般を扱う総合店、特定のスポーツ用品に特化した専門店などがある。規模も大型店や中小の小売店など多様であるが、仕事は通常、品揃え・仕入れ、店舗演出、接客・サービス、販促企画の4つの柱からなっている。大型店ではそれぞれ担当が分かれているが、中小の小売店では一人で全て行うことが多い。
まず、メーカーが開催する見本市と呼ばれる商談会に参加し、次のシーズン(夏であればマリンスポーツ、冬であればスキーなど)の商品を仕入れる。仕入担当は新製品の動向、流行などに常に注意して販売計画を立て、数量を決定する。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。採用は、大型店では学校を通じた定期採用、中小小売店では求人広告や縁故などによる採用が多い。大型店の場合は、採用後に適性や希望に応じて販売、事務、倉庫、配送センターなどの各部門に配属されることもある。
関連する資格として「販売士」があり、小売業全般を理解する上で役立つものとして、取得を奨励しているところもある。
勤務先は、スポーツ用品店であり、賃金、労働時間等労働条件は勤務先の規定による。
店舗の形態によって様々であるが、一般的な傾向として日曜・祝日が忙しくなることもあって平日を定休日とするところが多い。営業時間が長いため、早番・遅番などのシフト制を採用している店もある。
靴専門店や百貨店などの靴売場で、顧客の足型を計測し、足の病気予防の観点から、最適な靴の選定をアドバイスし、靴の調整や販売を行う。
まず、複数の計測用具を用いて、顧客の足底の形、踏付部の足囲、足の各部位の高さや形状などを測定し、足を立体的に把握する。足型計測の結果をもとに、顧客に対する問診、足の視診、触診などを行う。問診結果と顧客の意向をもとに、適した靴の選定をアドバイスする。顧客の選定した靴は顧客に試着してもらって、複数の項目からなる適性度(フィッティング)をチェックする。更に、左右の足の履き心地を整えるために、中敷きの調整などのパッキングワークを行うこともある。靴や足の健康に関する顧客の質問に的確に対応し、情報の提供なども行う。
中高年齢層を中心とした健康志向によるウォーキングへの興味の高まりや、外反母趾など様々な足の障害への対応から、足に合った靴を選ぶことへの関心も高まりつつある。
シューフィッターになるには、靴店、メーカーなどでの販売・製造に関する実務やフットケア、足の障害にかかわる医療関係等の実務を3年以上積む必要がある。この条件をクリアして初めて、足と靴と健康協議会主催のシューフィッター養成講座で認定を受けることができる。養成講座は3日間・25時間のスクーリングと3ヵ月間の通信講座で構成される。足の病気や革靴などの基礎知識と、足型測定、フィッティング、パッキングワークなどの実習を行う。所定の審査に合格すると、初級資格が与えられる。
シューフィッターは専門知識・技術をもった靴の販売員であり、一般的には靴専門店やデパートの販売員として採用されて経験を積み、資格を取得する場合がある。
この職業は都市部の大手百貨店などに多い。靴メーカーが直営店を経営するために、社員に養成講座を受講させる場合もある。
シューフィッターとして登録している人数は3,308名となっている(2025年10月時点*)。
*一般社団法人 足と靴と健康協議会
駅の構内やホームの売店で、新聞、雑誌、タバコ、飲食物などを販売する。
朝の所定の時間に店を開き、当日発売の新聞や雑誌などを陳列し、つり銭を用意する。駅という場所柄、通勤・通学や旅行客が多数を占める。電車の待ち時間など短い時間を利用して販売を行うため、お金や商品の受け渡しはすばやく行う。商品が売れたところに隙間ができないよう常に商品の補充を行い、陳列を整える。商品の在庫を把握し、品切れの商品がないように発注する。納品された商品の種類、数量などを確認し、所定の棚に整理する。
閉店時には売れ残りの新聞や古くなった雑誌を引き上げ返品の手続を行うほか、一日の売上を計算・記帳し所定の場所に入金する。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。駅構内売店の店員には、学校を卒業して就業するケースと他の職業から転職して就業するケースの二通りがある。
新規学卒者は定期的に選考試験を実施し採用している。中途採用者の場合は、各地域のハローワーク及び求人広告によるものなど様々である。
全国各地の鉄道網が整備されている地域全てに就業機会があるが、特に都市部では売店数も多い。
労働時間は交替制をとる企業がほとんどである。早朝から夜遅くまでの営業時間内で、原則として1日7時間から7時間30分の労働時間を毎日調整しながら勤務し、4日間の勤務後に休日を1日入れるサイクル制をとる企業もある。
持ち込まれた商品を査定の上、買い取り、必要な修理等を行い店頭で販売する。
リサイクルショップは、店舗ごとに取り扱う商品は異なるが、衣類、食器、玩具、家具、電化製品、スポーツ用品、骨董品のほかゲーム、アニメ関連商品、本など様々で、中にはブランドものの服飾品やバッグ、時計・アクセサリー、小物類のみを取り扱う専門店もある。
店舗に持ち込まれた商品を販売可能かどうか査定の上、買い取り、必要な洗浄・修理等を行い店頭に品出し販売する。店頭持ち込み以外にも会社や家庭の不用品回収等を行い収集した品物等を洗浄、修理等を行って販売する場合もある。店舗販売に加えてインターネットサイトでの販売をしているリサイクルショップもある。大手リサイクルショップでは、商品別に専任担当者を置き、各ジャンルの担当が経験を活かして商品の査定等を行っている場合もある。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。新卒で入職するケースは少なく、中途採用が多い。アルバイトをしていた学生が正社員として入職するケースもある。
大手リサイクルショップでは、店長候補等として大卒者を新卒採用している場合もある。
勤務先となるリサイクルショップは全国にあるが、チェーン展開している大手企業を除くと都市部に集中している。地方・地域によっては幹線道路沿いに大型リサイクルショップが立地する場合もある。最近では、インターネット販売のみの無店舗型や倉庫型のリサイクルショップもある。
就業者は、大手リサイクルショップは男女比率は拮抗しているが、小規模店では男性が多い。年齢層は幅広い。就業形態は、パート、アルバイトが多く、正社員は店長だけの店舗もある。
CDやDVDなどの音楽や映像ソフトを販売するCDショップで、仕入れ、展示・陳列、販売、イベント開催などを行う。
CDショップで取り扱う商品は、CDのほか、DVDやブルーレイ、さらには書籍や雑誌、イヤホンなどの音楽アクセサリー、アーティストに関連した商品など、幅広い。また、商品の販売だけでなく、CDの発売に合わせてインストア・イベントを開催したり、アーティストの握手会やミニライブを開くところもある。
仕入れでは、大量仕入れ・大量販売が可能なヒット商品や、実績がまだないアーティストの商品等によって買い入れる数量に差があるため、豊富な知識や情報に基づく適切な判断で在庫管理をすることが必要となる。このほか、コンスタントに売れつづけるクラシックや名盤カタログ商品などもあり、大型店では売れ行きだけにとらわれず、来店客のあらゆるニーズに応えるために様々なジャンルの商品を在庫として置くので、その補充についての適切な判断も求められる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。大卒者もいるが高卒、専門学校卒でこの職業に就くケースもある。新卒採用も中途採用もあり、入職時の雇用形態も人によって異なり、入職の経路は様々といえる。
キャリアパスとしては、経験を積んでフロアやジャンルの責任者、副店長、店長といったコースを辿ることもある。5年から10年ほど経験を積んで、店長レベルの仕事がこなせるようになると、一人前と見なされる*。全員が店長を目指したルートを歩むのではなく、店長にならずに特定の音楽ジャンルのスペシャリストになったり、本社に異動する場合もあったりする。
勤務先は、都市部の駅近くや、大型ショッピングセンターの中など、人が多く集まる場所に立地している。
賃金、労働時間等の労働条件は、勤務先の規定による。大規模商業施設に出店しているチェーン店や郊外型大店舗では、深夜まで営業している場合があるため交替制勤務をとっているケースがほとんどで、休みも交替で取ることになる。
お客の希望と使用目的を聞きながら自転車を勧めて販売したり、持ち込まれた自転車の修理をする。
まず、お客が求める売れ筋の自転車のニーズを把握して仕入れる。仕入れの段階では七分組(70%組立済み)の状態で納入されるため、店内で完成品へと仕上げる作業が必要になる。組み立てた自転車を店内に陳列する。お客が来店したら使用目的や予算に合わせて最適な自転車を選び、勧める。購入車が決定したら、最終整備を行い、安全性を確認してお客に引き渡す。このときに、自転車の使用方法や保守点検方法などを説明し、防犯登録を行い、取扱説明書等の資料を渡す。
持ち込まれた自転車を修理する場合は、単に修理するだけでなく、他にも問題のある部分がないかどうかを調べ、自転車の状態をくわしく説明することもある。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。ただし、自転車販売店は一般の物販業と異なり、組立・修理の作業があり、その技術を身につける必要がある。多くの場合、就職後に技術を学ぶ。
大型量販店では学校などへ求人を毎年定期的に行っているが、一般の自転車店の場合は、ハローワークや求人広告等を通した採用が多い。
自転車販売店は全国的に存在するため、地域による偏りは余りない。大型量販店は市街地や主要幹線道路沿いで営業していることが多い。
自転車販売の小売店は小規模企業や家族経営が多く、常用の従業員を募集することは少ない。大規模な敷地を持つ自転車量販店の場合は従業員としての昇進・昇格がある。季節により売り上げの変動があることから、3~4月の繁忙期にはパートやアルバイトを雇用することもある。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成