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職業の小分類(製造・修理・塗装・製図等 › 機械組立工)
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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「はん用・生産用・業務用機械器具組立工」にあたる3つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
エレベーターを構成する機器類は工場で製作されて工事現場に搬入されるが、これらの機器類を組み合わせ、所定の位置に据付け、安全に運転できるようにする。
建物の高層化が進んだ現代では、エレベーターは建物内の「縦の交通機関」として不可欠なものとなっている。エレベーターを用途で区分すると乗用エレベーターが大部分で、他に荷物用、自動車用などがあり、駆動方式で区分すると主にロープ式駆動と油圧式駆動がある。
据付作業は通常ビルなどの構造物ができあがってから始まる。作業には揚重、芯出し、乗場出入口装置の据付け、ガイドレールの取付け、機械室内の機器類の取付け、かご及びつり合い重りの組立てなどがある。機器の取付けと並行して、電気の配線、通線、結線を行う。最後に調整、試運転を行い、所轄の行政官庁の竣工検査を受けて完了する。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、建築、機械、電気に関して関心と知識があること、体力や手先の器用さなどが求められる。
一般的には、エレベーターメーカー、又は建築設備の保守・管理を行っている会社に入社し、基礎教育を受ける。その後、据付部門に配属され、見習として据付現場に送り出される。据付現場では、現場の監督者や据付技術に熟練した社員から、実際の作業を通じて実務訓練が行われる。
据付工期は一般的には1~2カ月くらいである。大規模なビルで何十台というエレベーターが据付けられる現場でも1年程度で完了し、次の現場に移動することになる。
大部分の企業は、1日の実働時間8時間で、週休2日制を進めているが、ビルの建築工程によっては、残業、休日出勤をして作業することもある。建築に関連した業務であり、上期(4月~9月)は比較的余裕があるが、下期(10月~翌3月)、特に期末に作業が集中する傾向がある。
産業用ロボットを設置し、稼働させるための機械の据え付け調整、初期設定、及びシステムの構築等を行う。
ロボットには、生産工程等で使用される産業用ロボット、危険な環境の中で作業を代行するロボット、家事や介護等を支援する日常生活支援ロボットなどがある。ここでは主に産業用ロボットについて述べる。なお、産業用ロボットとは、自動制御によるマニピュレーション機能又は移動機能をもち,各種の作業をプログラムにより実行でき,産業に使用される機械のことを言う。産業用ロボットは、FA(factory automation)などの自動化システムに組み込まれて初めてその機能を発揮する。
産業用ロボットの設置・設定の仕事は、その自動化システムの構築やそれに必要な部品の製作、ロボットティーチング、システムの組立・据え付けなどが主なものとなる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒の場合は、大学や高専、専門学校の機械工学・電気・電子系、情報系の学部を卒業してロボットSIerやロボットシステムインテグレーション部門をもつ企業に入社して、ロボット関連の職場に配属されるというのが一般的である。採用については、大企業では新卒採用が全体のほぼ半数で、中途採用はその半数程度となっている。中小企業では新卒採用と中途採用はほぼ同程度となっている。
産業用ロボット(定格出力が80W未満のものを除く)にかかわる仕事に就く場合は、労働安全衛生規則第39条に基づいた産業用ロボットの教示等の業務及び検査等の業務に係る安全衛生特別教育を受けなければならない。これは、ロボットの設置やメンテナンスを行う職業だけでなく、ロボットシステムを導入する企業でも同様である。
基本的に企業の中の職務(仕事)であり、労働時間や給与などは、各社の社内規定に準拠している。給与についてはスキルの社内での基準により決めているところもあるが、明確な基準を設定しているところは少ない。なお、中途採用については前職の報酬基準をベースにしているところもある。
80W規制が緩和されて以来、生産ラインに人間と並んで作業する協業ロボットが生まれている。産業用ロボットのほかにも、コミュニケーションロボットや医療・介護ロボット、自動搬送ロボットなどが注目されている。今後もロボットを組み込んだシステムを構築する技術者の役割はますます重要になるとみられる。
受注した特注の単品や多品種少量製品の生産用機械を提供された設計図に基づいて組み立てる。
生産用機械の種類は非常に多く、金属の切削や曲げ加工を行う工作機械や鍛造機械、プラスチック製品を作る合成樹脂加工機械、溶接などを行う産業用ロボット、土木・建設工事に使用される土木建設機械、プレス周辺機器など工場の生産設備を自動化する機械、省力機械などが代表的である。
大量生産の場合は「ライン生産方式」により、業務を細かく分けて1人1人の組立担当に割り当て、レーンを流れてくる仕掛品に同じ部品を組み付ける作業を繰り返す。これに対して、製造する機械が毎回変わる、いわばオーダーメイドの単品製造の場合は、ベルトコンベア方式では生産品目の変更に柔軟に対応できない。そこで1990年代に登場したのが、1人若しくはチームでセルを組んで、セルごとに部品を組み立てて完成品に仕上げる「セル生産方式」である。セル生産方式はリードタイムが短くて済み、生産品目の切り替えが簡単で、在庫も少なく抑えられるなどのメリットがある。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校(工業系)、専門学校などの卒業生が多い。中途採用の場合は、同業からの転職者が多い。
新卒で入職した場合は、新人研修を経て配属となり、現場でOJTを受けて、実務を行う。4~5年の経験を積み、会社の定める要件を満たすと一人前と見なされる。
勤務先は機械メーカー等である。就業地は重工業地域のウェイトが高いが、近年は地方の工業都市への分散化傾向がある。
顧客企業の生産工程に直接関わる仕事なので、機密情報の保持の面からも、また多能工の育成という面からも正社員が多い。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成