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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「その他の建設の職業」にあたる3つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
潜水具を身につけ水中で各種作業を行う。潜水士は、水中で就業が可能な唯一の職業である。
建設関係では、港湾や漁港の防波堤や岸壁、物揚場などの構造物の基礎を築造するため海底に石を投入して均す(ならす)作業、鋼構造物の水中溶接作業、コンクリートブロックの据付け作業等がある。
船舶関係ではサルベージ、船底の清掃、点検補修作業。漁業関係では魚貝類の採取、魚礁の設置などがある。その他にも、災害、事故などの際のレスキュー隊活動やマスコミ関係の水中撮影、各方面が行う調査・観察、水族館での魚の餌付け作業、レジャーダイビングのインストラクターなど活動は多岐にわたる。
潜水士になるには、潜水士免許試験に合格しなければならない。試験は安全衛生技術試験協会で実施され、試験科目は、潜水業務、送気・潜降及び浮上、高気圧障害、関係法令の4科目である。受験資格には、学歴・性別など制限はないが、満18歳未満の人には潜水士の免許は与えられない。試験は学科だけで実技はない。
スクーバ式潜水については民間のダイビングスクールなどで指導を受けるのも一つの方法である。その他各潜水方式とも、所属する会社で先輩から指導を受け、潜水技術を習得することが一般的である。水産・海洋系の大学・高校などで潜水に関する講義や実習を行っているところもある。
職業潜水士は、海洋・港湾・漁港などの建設、サルベージ、漁業、警察、海上保安庁、消防署、放送・出版等の会社や官庁に所属するか、自営業として依頼される仕事を遂行している。雇用者として従事している人が多いが、雇用形態は業種や会社・官庁によって異なる。
会社に所属している場合、賃金は会社の賃金体系に依る。特別手当を支給している会社も多い。休日も会社の規定に従う。自営の場合、支払いは 注文主と潜水士との契約により、単価は作業の種別、環境、地域等により異なる。
オフィスビルやマンションの冷暖房換気設備、給排水衛生設備、ビル群にエネルギーを供給する地域冷暖房の配管網、工場や発電所における高温の蒸気装置、低温の天然ガスや石油液化ガスの配管、半導体工場のクリーンルームに清浄な空気を送るダクトなどには、必ず保温・保冷工事が施される。この工事を行うのが仕事である。
施工分野は、大別すると建築設備の保温・保冷工事とプラント設備の保温・保冷工事に分けることができる。保温・保冷工事は、熱の損失を防ぐ省エネルギー対策として重要な意味をもっている。保温・保冷工事には、人造鉱物繊維保温材、無機多孔質保温材、発泡プラスチック保温材の3種類の保温材が使用され、板状の保温板、フレキシブルなフェルト、保温帯、ブランケット、パイプの外径に合わせた保温筒として用いられる。
工事対象物の温度(高温・低温)、形状(装置、タンク、パイプ)、目的(耐火・保温・火傷防止・保冷・防露)に合わせて保温材をのこぎり、パン切りナイフ、カッターナイフ、電気こてなどで所定の厚さに裁断加工し、鋲(びょう)、ボルト・ナット、針金、金属性バンド、金網などの補助材を使って取り付ける。保冷・防露工事では、周囲に空気が流れ込んで結露しないように、保温材の外側をフィルムやシート、防水紙などで覆う。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後、見習の経験等によって技能を習得する。
関連する資格として、厚生労働省の定める技能検定の「熱絶縁施工技能士」がある。大規模な工事現場では、技能士の常駐を義務付けられていることが多く、職長には技能士の資格が必須の条件となっている。
働く場は建築工事に伴って移動する。建築物はその規模によって数カ月から2~3年の工期があり、保温・保冷工事は工期の後半に現場内で作業する。1日の作業も建物の中を移動しながら行う。新しい省力化製品、省力化工法も開発され、作業の効率化が進み、工事の作業負担は軽減されている。
賃金は、日給月給制の場合が多い。数量請負の場合は1カ月の出来高で支払われる。建築設備の保温・保冷工事は地域によって賃金に多少の格差が見られるが、プラント設備の保温・保冷工事は、工場などの新設現場を長期出張しながら全国的に移動して作業を行うため、賃金の地域格差はほとんどない。
金属材料、機械の部品、金属の溶接部、構造物などを分解したり破壊したりせずにその内部や表面に欠陥などがないかを調べる。
非破壊検査の検査対象となるのは、原子力発電所、大型プラント、鉄道、航空機、ビル、橋などの大型建造物から、工業製品や各種部品に至るまで多岐にわたる。検査物の種類や検査目的に応じて、放射線や超音波、磁気などを使って、内部の傷の有無、安全性、補修の要否などを判定する。非破壊検査は、あくまでも間接的な検査方法であるため、ある程度の不確実性は避けられないが、検査対象物の製造方法や素材、使われ方、使用期間などから、存在する可能性のある傷を予測し、もっとも適切な検査方法を組み合わせて使用することで判断の確実性を高めている。
製造業の場合、素材から加工過程の中間生産物、最終製品の検査に非破壊検査を用いて不良品を出荷しないようにしている。また製造設備の保守検査に適用することで事故を防ぎ、長く安全に設備を使用できるようにする。これにより無駄な廃棄物を減らして資源の有効活用につなげている。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、新卒の採用では、大学や大学院の理工系学部卒、工業高専、工業高校の電気科や機械科卒などがほとんどである。中途採用の場合は同業者間の移動が多い。
就職先としては、検査会社や試験機関のほか、自社内に非破壊検査部門をもっているメーカーや建設業、鉱業の会社などである。
勤務先は、非破壊検査会社、試験機関、メーカーや建設業、鉱業の会社の非破壊検査部門である。主な職場となる検査会社等は全国に分布している。
ほとんどが正社員で年齢は幅広い。就業者は男性が大半を占めるが、女性も増えてきている。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成