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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「葬儀師、火葬係」にあたる2つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
葬儀の企画から会場設営、儀式の運営・司会・進行などを行う。
葬儀は死者を悼(いた)み、その一生をしめくくる大事な儀式である。遺族にとって意味のある、心に残る葬儀を実現するため、遺族を支え、行事全般を円滑に進める役割を果たしているのが葬祭ディレクターである。
具体的な仕事としては、まず、病院などから遺体を自宅又は葬儀会場に搬送し、遺体を棺に収めて通夜の準備をする。次に喪主・遺族の希望を聞いて、葬儀の日時、場所、規模、宗派、予算などの打ち合わせを行い、企画書と見積書を作成する。
葬祭スタッフとして働くには、特に学歴や資格は必要とされないが、厚生労働省認定の「葬祭ディレクター技能審査」に合格しなければ、葬祭ディレクターの名称は使用できない。
大手葬儀社では定期採用も行われているが、中途採用が中心で、ハローワークや求人広告を通じて募集されることが多い。
葬儀社に勤務する。葬祭業は都市型の業種であるため、人口の多い中・大都市部及びその周辺地域に集中している。
葬祭ディレクターは民間資格であり、全体で約4万人程度が認定されている。高齢化が進む中で人材の需要が高まっている。最近は女性の役割が大きな比重を占めてきており、今後も増加が見込まれる。最近は女性の役割が大きな比重を占めてきており、今後も増加が見込まれる。
*取材結果から
遺族が故人を安心して見送ることができるよう、遺体に処置を施して保全をし、身支度を整え棺に納める。納棺師の仕事を扱った映画タイトルにちなんで「おくりびと」と呼ばれることも多い。
納棺とは遺体を棺に納めることを意味しているが、納棺師の仕事はそれだけに留まらない。まず、葬儀まで遺体を安定した状態に保つため、死後処置を行う。遺体に点滴等医療器具による傷跡や褥瘡(じょくそう)等がないか全身を確認する。傷跡がある場合は、医療用のテーピングテープ等を用いて塞ぐ。遺体から血液などの体液が漏れ出たり死臭が発生したりすることを防ぐため、遺体の鼻腔内等に脱脂綿をつめる。その後、アルコール消毒液を含んだ脱脂綿で遺体を拭き、清潔な状態にする。そして、死後硬直をほぐし、故人が安らかに眠っているように見えるよう表情を整える。
次に、遺体の身支度を整える。一般的に死化粧と呼ばれるものがこれにあたる。遺族の要望に沿って髪型やひげを整えたり、肌の状態がよく見えるように化粧を施したりする。この施術は、遺族と一緒に行うことも近年多くなっている。身支度を整えたら、着付けを行う。遺族の意向や地域の風習、宗教や宗派のルールに合った衣装を着付ける。着付けの際には、火葬が可能な衣装であるか等、葬儀社の担当者と相談しながら、必要に応じて金具を取り外す等衣装の調整も行う。なお、遺体の着付けを先に行い、その後に身支度を整える場合もある。
新卒、中途採用ともに学歴は問われない。新卒の場合、葬祭業を専攻する専門学校の学生がインターンシップを経て入職に至るケースもある。中途採用による入職者も多く、前職の業種や職種もさまざまであるが、看護師や介護士、理美容師からの転職者が比較的多い。
入職にあたって必要な資格はないが、自動車で仕事現場に移動することが多いため普通自動車免許の保有が望ましい。求人情報はハローワークや民間の求人サイトへの掲載が中心であり、複数の地域に営業所をもつ事業所の場合、営業所ごとに採用を行っていることも多い。
通常、所属の営業所に出勤後、葬祭場や故人宅、寺社等遺体が安置されている場所に社用車で移動し業務にあたる。基本的に1件につき1時間から1時間半ですべての施術を行い、1日に数件の現場を担当することも多い。施術から葬儀まで日数が空いていたり、遺体の状態に変化が見られたりした場合は再度現場に向かい、施術する場合もある。
1つの営業所に配属される納棺師の人数は、地域や事業規模によっても異なる。複数の地域に営業所を有する事業所であっても、地域によって葬儀の風習が異なることが多いため、営業所間の異動や全国転勤はほとんどない。女性が多く活躍している。就業形態は正社員がほとんどである。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成