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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「日本料理調理人」にあたる3つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
日本料理には会席料理や懐石料理、天ぷら料理、うなぎ料理、ふぐ料理など様々な種類があり、これら各種の料理を調理する。
日本料理は割烹(かっぽう)料理とも言うが、割烹とは材料を「切って煮る」という意味で、日本料理の基本を表している。
小さな店ではほとんどの作業をひとりでやることもあるが、料亭、旅館等では仕事が分業化されている。呼び名も店によって異なるが、掃除、洗い物、野菜の下処理等下積みの「追い回し」、盛り付けをする「先付け、八寸場」、焼き魚、天ぷら等加熱調理を担当する「焼き場、揚げ場」、煮物、吸い物等だしを使った味付けを担当する「蒸し場、煮方」、刺身を切る「板場」に分かれる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。高校、大学などを卒業後、見習として修業する場合と、調理師、専門調理師、調理技能士などの免許を取得して入職する場合がある。修業をしながら調理師免許を取得するケースもある。
ふぐを扱う場合、ふぐの持つ猛毒による中毒事故を防ぐためにほとんどの自治体でふぐ調理師資格を必要としている。
会席料理、懐石料理、天ぷら料理、うなぎ料理、ふぐ料理などそれぞれを専門とする日本料理店、高級料亭、旅館などで働いている。
板前は、以前はほとんどが男性であったが、最近では女性も増えている。
魚介類と米飯(べいはん)などを調理して、日本を代表する料理「すし」を作るのが仕事である。
仕事は、魚市場ですし種(すしだね)の魚介類を仕入れることから始まる。次に、材料を仕込み「ネタ」にする。仕込みによってすしの味が決まると言われるだけあってこの仕事は極めて大切な過程である。更に、ご飯を炊き、酢などの調味料をまぜて味つけをし、「シャリ(酢飯)」として用意する。そしてお客と接しながら「つけ場」で、包丁、「巻き簀(まきす)」などを使い、仕込んだネタとシャリから「にぎりずし」、「巻きずし」、「ちらしずし」等を作っていく。
多くの場合、最初の1~2年は見習い仕事で、店内の清掃や食器洗い、雑用、出前などを行い、その後包丁を持つことができ、材料の選び方、仕込みやにぎり方を学び、一人前のすし職人として腕を磨いていく。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、調理師、専門調理師、調理技能士などの資格があると就職に有利となる。就職後に資格を取得するケースも見られる。
一人前のすし職人になるには、すし店などで見習から始めて、ある程度の修業期間が必要である。修行を経て、店主や先輩から学んだ技術をマスターし、本人の修練によって腕を磨いていく。技術を身につけ、腕前があがれば、独立して自分の店を持つことも可能である。お客相手の食べ物を扱う仕事であるため、丁寧な態度や清潔感が必要であり、職人仲間との協調性も求められる。立ち仕事で、水回りの仕事も多く、一定の体力が必要とされる。
すし職人は年齢に関わらず働けるので、技術があり、やる気さえあれば一生続けられる職業である。
労働時間は、仕入れのため朝早く、閉店時間は夜遅くなる店が多い。したがって拘束時間は長くなりがちだが、午後2~5時は休憩というケースが多い。
そばやうどんを調理するのが仕事である。
入職当初は店内の清掃や食器洗い、配ぜんや出前などの補助的な仕事が中心となる。先輩の指導や実際の仕事を通して、だんだんと材料の仕入れ、麺づくり、麺のゆで・洗い、出汁(だし)とつゆの作り方、具の調理、盛り付けを覚えていく。
そば粉やかつお節など材料の良し悪しによって味に大きな差が出るので、材料についての知識と見分け方が重要になる。麺づくりには、機械打ちと手打ちがあるが、いずれもかなりの経験を必要とする。また麺をゆでるには、火力や時間に細かな注意を払う必要がある。つゆは店によって最も違いが出るので、常にその店の味を出せるよう、技術と味覚を鍛える。素材や作り方にこだわり名人芸と呼べる味を出し、その味が人気となる店もある。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。入職後に調理師、専門調理師、調理技能士などの免許を取るケースもある。また、提供する麺を自店舗で製麺している場合は、知識と技能を磨くために国家資格である製麺技能士を取得する場合が多い。
数年をかけて技術を習得し、経営ノウハウを学んで独立を目指すこともできる。お客に対するもてなしの心が大切である。
そばのみの店、うどんのみの店も多いが、そば、うどん、飯物(丼物が多い)などをまとめて扱っている場合もある。また、扱うメニューも単品の店から100種類以上に及ぶ店まである。チェーン店もあるが、比較的規模の小さな個人経営の店が多い。
早朝から営業している店もあり、営業時間は様々である。営業時間の前後に仕込みや後片付けがある。昼食後いったん店を閉めたり、ローテーションを組んで交替で休憩や休日を取ることが多い。土日祝日などに営業している店舗も多い。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成