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職業の小分類(製造・修理・塗装・製図等 › 生産設備オペレーター(食料品等))
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job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)で「食料品生産設備オペレーター」にあたる5つの職業の説明です。職業解説から抜粋しています。
製パン工場や個人経営店(ホームベーカリー)でパンを製造する。
原材料の選択から焼き上げまでの全てを、一人から数人で行う小規模なベーカリーもあれば、一方では、自動化された生産ラインで100種類以上のパンを大量につくる大規模な工場もある。工場では仕事が分業化されており、生地をつくる仕事、成形の仕事、焼き上げの仕事に分かれる。
パン製造の仕事は朝が早い。小麦粉、イースト、塩、砂糖、油脂、粉乳、卵などの配合原料を、ミキサーと呼ばれる機械を使って混ぜ合わせ、練り上げて生地をつくる「仕込み」から始まる。次にパンに使うクリームを炊き上げたり、ジャムやあんの硬さを調節したり、レーズンのようなドライフルーツ類を細かく切るなど製造のために必要な準備をする。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされないが、食品についての基礎的な知識を持っていることが望まれる。パンは種類によって原料配合や製造方法が異なるため、パンづくりの技術を習得するにはかなりの実務経験が必要となる。一般的にはパン製造の現場で経験を積んでいく。
機械化された大規模な製パン工場では、製パン工程が分業化されているケースもある。
ホームベーカリーやパン製造工場以外にも、菓子製造業や大きなホテル、デパート、スーパー等の中にパンをつくる部門を持っているところがある。
大規模な工場ではパン製造工程が細かく分けられるなど作業が単純化しており、パートタイマーも多い。
牛乳、ヨーグルト、バター、チーズなどの乳製品を製造する。
乳製品の製造工場には、飲用牛乳、ヨーグルト、乳酸菌飲料、乳飲料などを製造している飲用牛乳工場や、アイスクリーム工場、更に、牛乳(生乳)を原料として加工したチーズやバター、練乳、粉乳などを製造している乳製品工場などがある。仕事内容は、製造する乳製品の種類や配属される工程によって様々である。
飲用牛乳の製造では、乳牛からしぼった生乳を検査し、脂肪の粒を均質化してから殺菌冷却し、紙容器やビンに包装する。ヨーグルトや乳酸菌飲料水を製造する場合は、牛乳の製造工程に加えて、生乳に砂糖や香料を調合したり、乳酸菌を加えて発酵・凝固させたりする工程がある。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学歴は高卒以上が一般的で、普通高校の他に、農業高校を卒業した人もいる。
入職後は、研修で製品の基礎知識などを習得し、実習を受けた後、工場に配属されるのが一般的である。その後は、上司や先輩の指導を受けながら、主にOJTによって知識、技術を習得していく。
乳製品工場は原料の生乳を生産する酪農が盛んな地域に多く、飲用牛乳工場は新鮮な製品を供給するために大都市近隣に立地している他、牛乳の生産地にも立地している。企業経営のほか、農協が経営している場合や、酪農家が個人経営で乳製品の製造も行っている場合がある。大規模工場の場合、パートタイマーも多い。
勤務時間は担当する工程によって交替制勤務や早出・遅出やローテーションを組んで休日や休暇を取るなど勤務形態が異なる。また、夏から秋にかけては季節的に需要が多いため、勤務体制の変更や残業が生じる場合もある。
冷凍加工食品の製造工場で、冷凍加工食品を製造する。
冷凍加工食品の種類は、魚、肉、野菜などの素材から、これらを調理した食品、米飯、めん類まで様々である。原料の選別、原料の処理、製品の凍結、包装の工程を経て製品となり、冷凍保管され出荷される。製造工はこれら工程で作業して冷凍食品を製造する。
原料の選別では、原料の質が冷凍後の品質にそのまま現れるため、新鮮さや風味、外観などの総合的な品質が優れたものを選別する。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、冷凍加工食品工場に入る。関連する学科として農業科、水産科、食品科、工業科などがある。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合は、ハローワークと求人広告がほとんどである。
調理した冷凍食品を製造する工場は機械化が進んでいるので、それらの機械を使いこなす能力が必要となる。自動化した機械を使う場合には、自動制御システムの理解力、応用力も重要である。
冷凍加工食品を製造する工場に勤務する。工場は、大消費地のある大都市圏のほか、冷凍加工食品の原料を供給する水産業・畜産業が盛んな地域に多く分布している。
就業者は女性が多く、魚の切り身や農産物の皮むきなどの機械化しにくい下処理は、パートタイマーの手作業に依存するケースが多い。
かん詰食品、びん詰食品、レトルト食品を製造する。
かん詰は食品をかんに密封し、加熱殺菌することによって長期間、常温で保存することができる。この原理は、びん詰やプラスチックを使ったレトルトパウチ、レトルト食品などにも応用されている。
かん詰、びん詰、レトルト食品の製造にあたっては、原料の受入、洗浄、調整、調理、容器充填、密封、加熱殺菌、冷却、箱詰、出荷などの工程がある。中でも容器密封と加熱殺菌は最も重要な製造工程となっており、専門的知識と技術の習得が必要である。密封では容器の種類によって、二重巻締機(かん)、キャッパー(びん)、ヒートシール機(レトルトパウチ)などの機械操作が必要となる。加熱殺菌もレトルト(殺菌釜)の操作と、殺菌に関する基礎知識が求められる。
入職にあたって、特に学歴や資格は必要とされない。学校卒業後、つけ物製造会社などに入る。関連する学科として農業科、食品科、栄養科などがある。入職経路は、新卒の場合は学校からの紹介、中途採用の場合はハロ ーワークと求人広告がほとんどである。
仕事をする上では、製造する食品の安全性や品質に関して十分に理解していることが重要である。また、容器密封機械、加熱殺菌機械等の機械を取り扱う場合には、そのための技術と知識も必要である。
作業の機械化が進む一方、製造品目によっては原材料の選別、調理、充填などに手作業が必要な場合がある。原料となる農産物、水産物などは原料の収穫や漁獲に対応した季節生産が特徴で、繁忙期には多くの臨時作業員やパートタイマーの作業員を採用し、残業やシフト制で対応している企業もある。冷凍の貯蔵原料を使うこともあって、製造の通年化が図られている品目もある。
かん詰産業は生産地に直結した産業で、品目によって異なるが、全体としてみると全国的に工場が存在する。農産物では農村部と山間部、水産物では漁獲水揚される漁港に近接して工場が多いのが特徴である。
洋菓子店や菓子工場で洋菓子を製造する。また、レストランではデザートを担当し作った洋菓子を盛り付け客に提供する。
洋菓子は、大きく分けて、焼き上げたスポンジにクリームを塗ったりサンドした生菓子や、型に入れて焼き上げるが水分量の多いフルーツケーキのような半生菓子、クッキーのような焼き菓子、チョコレート製品、アイスクリーム、シャーベット等の氷菓に区分される。
洋菓子は種類によって作業内容が異なり、例えば生菓子では、まず卵、バター、砂糖、小麦粉を計量し、ミキサーなどの機械を使って混ぜ合わせ、ケーキの台となるカステラのような部分の生地づくりを行う。その後、専用の型に入れてオーブンで焼き上げ、クリームなどを塗ったり、絞ったりして形を整え、フルーツやナッツ、チョコレートなどを飾りつけて仕上げたりする。大型ミキサーや大きなオーブンを使用すれば生地は量産できるが、最後の仕上げは機械ではできないため、手作業で行う。通常、生菓子は冷凍技術の進歩によりストックも可能であるが、基本的には、その日の午前中に仕上げてその日のうちに売り切るようにする。
入職先によって資格や学歴が必要とされない場合もあるが、現在は高校を卒業後、菓子・調理系の専門学校で基礎知識を身につけてから入職するケースや、大卒の入職者もみられる。専門学校では洋菓子作りの技術や知識だけでなく、食品や栄養に関する知識、衛生法規なども学ぶ。
入職後は、店の規模などによって差はあるが、一つの製造工程を受け持ち、ある期間経験を積むと次の工程に移るというようにして、数年で一通りの技術が習得できると言われている。
洋菓子店は洋菓子専門店のほかに、和菓子やパンの販売と兼業する店や、喫茶コーナーなどを併設する店もある。従業員が少ない中小の店が多いが、従業員100人以上の企業もある。洋菓子店、レストランの就業者は以前は男性が多かったが、最近では女性が増えている。
労働時間は、原則として勤務先の規定によるが、仕込みのため早朝から仕事を始める場合があり、そのような店では交替制を採用していることもある。レストランでは職場の規模によるが、デザートだけでなく他の調理の補助等も行う場合もある。10月頃からクリスマス、年末年始、バレンタインデーを過ぎて3月頃までは洋菓子がよく売れる時期で注文が多いため、残業が生じたり、休みがあまり取れないこともある。一方で夏季は比較的売れ行きが少ないため、店によっては長期の休暇を設けているところもある。
出典: 独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)作成「職業情報データベース 解説系ダウンロードデータ ver.7.01」職業情報提供サイト(job tag)より2026年10月16日にダウンロード(https://shigoto.mhlw.go.jp/User/download)を加工して作成